水戸徳川家第9代藩主・徳川斉昭公が、農民への感謝の気持ちを込めてつくらせたと伝わる
「農人形」をかたどった、歴史ある意匠の最中。
素朴な農夫の姿を模した最中皮は、香ばしく軽やかな口あたりで、
手に取るたびどこか温かみを感じさせてくれます。
中には、上品な甘さの白餡に水戸の梅を丁寧に練り込んだ梅あんを。
ひと口かじれば、やわらかな甘味の中に梅のほのかな酸味と香りがふわりと広がり、
昔ながらの味わいにどこか懐かしさを覚えながらも、洗練された後味が楽しめます。
歴史の趣と、梅の風味を活かした上品な味わいがひとつになった、
贈り物にも語れるお菓子としても喜ばれる特別な最中。
水戸の文化と伝統を味わうひとときを、ぜひお楽しみください。